2007-01-01から1年間の記事一覧

第9回なかの国際ダンスコンペティション

埼玉の国際コンクールが惜しまれながら終わってしまったのは記憶に新しいが、今年からなかので国際ダンスコンペティションがスタートした。新機軸も加わり盛り上がりを見せた。 第9回なかの国際ダンスコンペティション決戦媒体にてレビュー(なかのZEROホー…

Cut In 終刊、 L’Acrobate

銀座は今日も明るい街だった。銀座で働いたことがある人間は朝の銀座は結構地味ないわゆる普通の日本の街であると知っていると思う。それが午前10時半から11時を過ぎてくると次第ににぎわうようになりいつもの銀座になる。メゾンエルメスでダンス映像の上映…

飛鳥斑鳩

東京も秋らしくなってきたかと思えば、再び残暑のように蒸し暑くなる。やはり今年は普通の天気ではない。国立劇場は文楽や日本舞踊の観客たちでにぎわっていた。今年も芸術祭のシーズンがそろそろはじまろうとしていて関係者にも活気が出てきている。 第23回…

AINU (15日) → うらん・室伏×黒田(16日)

15日 北海道から戻って以来、アイヌに関心が出ていたため、国立歴史民族博物館の映像フォーラム「AINU Past and Present」に顔を出した。 歴博映像フォーラム2 「映像をめぐる虚と実 AINU Past and Present」古代、中世、近世とアイヌの表象を絵巻物や映像…

今月のダンサー:07年9月 竹中優花さん 

竹中優花は関西を中心に活動をしているバレリーナだ。NBAコンクールではクラシック、コンテンポラリー、共に一位に入っている実力ある踊り手の1人である。 今年の埼玉全国舞踊コンクール・モダンダンス成人の部 http://www.kk-video.co.jp/concours/saitama2…

神奈川県芸術舞踊協会創立50周年

社団法人 神奈川県芸術舞踊協会 創立50周年・社団法人設立20周年 記念祝賀会 日本の舞踊家による組織では日本全国を網羅する組織としては現代舞踊協会や日本バレエ協会がある。一方、各地域ごとに舞踊家たちがモダン、バレエといったジャンルを越えて組織を…

新曲『浦島』

六本木や恵比寿でさえ、仕事上がり寸前の夕方にビジネスマンたちが平気でカフェで団欒をしていないのに、上野・浅草では何故か夕方からちょっと早めに盛り上がっている。そして何気にDEEPなカルチャースポットも多い。上野・浅草は江戸っ子ではない都民にと…

太田省吾 お別れの会

太田省吾 献花・お別れの会 演劇の太田省吾のお別れの会が開かれた。会場には代表作品の写真と共に作家の顔写真が飾られていた。同時代で見ていたり強い影響を受けたわけではないのだが、その作品から感じる鋭い才能には関心を持っていた。 仲間にかなりいい…

stage1

彩の国さいたま芸術劇場にステージワンを見に行く。この会の良いところは終演後に藤井公先生のスピリットで若手出演者全員が、見に来ていた超ベテラン作家たちや批評家にアドバイスを求められることだ。いくたびに考えさせられることがあり学ぶことがある。…

P’Lush

東京は中野坂上の宝仙寺 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E4%BB%99%E5%AF%BA 近郊で時間ができたので参拝する。前から気になっていたのだが立派な神社だ。境内には臼塚があり、使われなくなった石臼が供養されている。なんでも江戸時代はこの辺りは…

公開レッスン

新国立劇場 バレエ研修所 第4期生 公開レッスン リハーサル 新国立劇場バレエ研修所の公開レッスンはスタートしたばかりの頃に何回か見ているのだから久々だった。例年だとこの公開レッスンも発表会もシーズン的に現代舞踊の会と重なることが多い。幸いレッ…

ルチアーノ・パバロッティ

世界3大テノールのルチアーノ・パバロッティが他界した。学生時代にこの人が歌っているオペラ「ボエーム」をラジオごしに聴いていたのが懐かしい。

2007 時代を創る 現代舞踊公演

協会創立60周年(社団法人設立35周年)記念2007 時代を創る 現代舞踊公演 媒体にてレビュー (東京芸術劇場中ホール)

庭園美術館

「舞台芸術の世界」 バレエ・リュスのみならず、ディアギレフがバレエ・リュスを立ち上げる背景になった同時代のロシアの芸術家や文化潮流まで紹介した展覧会。ディアギレフと一緒に活動をしていて後にロシア構成主義へと進む作家の作品なども出ていて興味深…

約束の船

黒沢美香・木佐貫邦子 「約束の船 50年に一度のデュオダンス」 媒体にてレビュー(シアタートラム)

江戸川

早いものでもう9月だ。新小岩で降りて江戸川区総合文化センターhttp://edogawa-bunkacenter.jp/ にいく。このホールはなかなかいいホールだ。川辺にあり、水のせせらぎも楽しむ事が出来る。駅からちょっと歩くのが難点なのだが、その途中に商店街や路地裏の…

現代舞踊フェスティバル

夏も終わりそろそろ秋の足跡がきこえてきそうな時期だ。過ぎ去った時間を想いおこしながらまた1つ齢を重ねたことを思うこの頃である。列車の中で石井漠の著作を読む。漠は小説家に憧れた時期があっただけあってその文章はなかなか味わい深い。久々に読んだ…

Kappa-te

新宿の路上を劇場に向かって急ぐ。歌舞伎町の前を通り厚生年金会館の対面に劇場がある。歌舞伎町は東洋一の繁華街だと人から聞いたのだが、本当だろうか。アジアの街と比べると街行く人々のエネルギーが内にこもっているようにもみえる。 KAPPAーTE VOL.6 〜…

ダンスカンパニー・カレイドスコープ The World of Kaléidoscope vol.2 「Moment, Once, Certain」 「Figure Edit」媒体にてレビュー:詳しくは著者プロフィールを参照のこと(マチネ スパイラルホール) スパイラルから表参道を徒歩で移動。表参道ではヨサ…

今年の夏は暑さでやられた。おかげで「ダンスが見たい!シリーズ」の中でも3-4本の舞台をみれなかった。 ☆アナザーカンパニー・プロデュース公演 ☆ 〜夏休み親子で楽しむ日本舞踊の世界・其の十五〜 「日本舞踊解体新書」手話解説 第1部:日本不思議発見!…

茅ヶ崎

先達の 夢を訪ねて サザンの街 (遊彦)

R.I.P. 山口小夜子

突然の訃報に驚いた。山口小夜子さんが亡くなったようだ。この3月末に伊藤道郎の作品の再演の時にお会いしたばかりで、にわかに信じられなかった。 勅使川原三郎の舞台で踊る山口さん、時々ダンスを見にいらしていて客席で擦れ違っていた山口さん、いろいろ…

フラメンコ最終日

そんなわけで今年のフラメンコ協会の新人公演は2日目はちょっと事情があってお休みしたのだが、実は2日目のバイレ・ソロとカンテのコンビネーションも見落とすことができないところであり見られなかったのが残念である。 最終日の今日は4時間半以上はやって…

秋が次第に

異常な暑さが一段落した感覚があるが、なんとこの夏は北極の海氷面積が最小になったようだ。http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070817-242783.html 大学生の頃はローマ会議だとか環境問題とか強い関心がなかったのだが、明らかに気象に何かが…

フラメンコ

日本フラメンコ協会第16回新人公演媒体にてレビュー(なかのZERO 大ホール http://maps.live.com/default.aspx?v=2&cp=35.704278~139.671829&style=h&lvl=18&tilt=-90&dir=0&alt=-1000&encType=1 )

まとめて数日分

すでに8月14日分、15日分にまとめて短文やインタビューが掲載されているので、ここにまとめて、数日分、記録を書いておこう。8月14日いきなりDance Function M 公演 Vol.5 「non sense」媒体にてレビュー(吉祥寺シアター http://maps.live.com/default.aspx…

今月のダンサー:07年8月 鈴木舞さん & 鈴木千琴さん 

フラメンコが社会的にブームになっている昨今だ。バレエ、現代舞踊といったいわゆる芸術舞踊が注目を集める中で、フラメンコは何故か見る書き手が少ない。 しかし、蘆原英了や光吉夏弥はアルヘンチーナが来日した折にも健筆をふるい、訳稿も発表しているし、…

Clustering : Art Communities

そんなわけで、サンプルをどうとるかという問題があるのだけども、それぞれ「コンテ系」とか「アート系」とか「メディア系(メディアアート・ネットワーク関係)」などキーワードをセットしてMixiGraphでSNSを通じたコミニュティのヴィジュアリゼーション(…

Digital Communities

Digital Communitiesがリサーチキーワードの私なのですが、今日はmixiGraph http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/ というアプリケーションで遊んでみました。実際にこの手のツールっていじってみると面白いけれど、どう研究にするかということでデータの…

磐田から東京へ

静岡は海際のためか空気に湿気が少なくて私には過ごしやすい。東海道五十三次ではないが、東海道沿いの鉄道ができる前の江戸の市街地を楽しむ。磐田は実際にいろいろ史跡があるようで面白そうな土地だ。これから空気に水分がムンムンしている、最も私にとっ…