2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆく年くる年

そんなわけで今年も大晦日になりました。皆さん、年末年始はあちこちで楽しまれるのではないでしょうか?良いお年をお迎え下さい。

年の瀬に

今年の年の瀬は例年より温暖だ。また良く雨が降っている。傘を忘れて風邪などひかぬようにする事が大切だ。私は油断をして風邪を引いてしまったのだが寝込んでいる間に日々の疲れも多少癒されたようだ。 様々な舞踊媒体も年末年始モードになりそれぞれ年間総…

年忘れ即興大会:ダンス・パフォーマンス・エデュケーション研究会

今年最後の年の瀬に忘年会ではないが即興大会をやろうということで今回のダンス・パフォーマンス・エデュケーション研究会では即興大会を行った。この研究会も一昨年に生まれたため、来年でなんと3年目に突入することになる。身近に在野のダンス教育、パフォ…

文化の土壌

ある邦楽(邦舞ではない)の関係者が私に語っていたのだが、そもそも邦楽は批評が少ないから、文化の土壌は批評がそのジャンルにあることで生まれるということだった。それはある意味で正しいと思う。舞踊は文芸や音楽ほどまだ土壌が整っていないのだが上手…

子リスの会

急な冷え込みのためかやや風邪気味だったのだが、子リスの会というグループの公演に出席する。踊りというのは理念や観念も重要だがやはり見ること、書くことから始まる。自己管理の問題で体調が今一歩優れなかったのだが、足を運んでよかったように思ってい…

東京のクリスマスイブ

石井漠が生まれ育ったあの秋田の森岳(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20071223)で体験した広大な草原や田畑、透き通るような青空、夜空に浮かんでいた北国の満月の記憶が身体の中に濃密に残っている。漠先生が他界をされて半世紀強、今尚自然は当時…

2000年代の秋田

2000年代の秋田は私にとってかなり興味深い体験だった。秋田は温泉が多くあるようであり、東京からも観光客が良く行くようだが、広告宣伝の中にあるようなツーリズムの中のイメージとも実体験は異なっていた。 今回、秋田を旅したときはタクシーを使うことが…

憧れの地、秋田へ

秋田のコンクール(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20071216)が終わった数週間後になって私は秋田にやってきた。秋田は日本の舞踊とは縁が深い土地で、古くは現代舞踊の石井漠、舞踏の土方巽、大野一雄とも縁深い。現在、活躍している作家の中では…

海辺のクリスマス

湘南にも海辺のクリスマスがやってきた。一色海岸や森戸海岸辺りの海辺のレストランに立ち寄って昼間から江ノ島の灯台を遠望し地料理でも食べてからバレエを見に行こうかと願望を持っていたのだが、全く持っての幻想で今朝はたまりにたまった仕事ではじまっ…

さらなる新しい時代へ

時代の転換期のような時期である。昨年、金井芙三枝舞踊団がファイナルを飾ったのは(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20060901)記憶に新しい。また昨年は藤井公・利子も活動の節目としての大きな公演を行った。 金井が生み出した伝統を継承するよう…

映像データとテクストデータ:続・データで読むコンクール

いち早くあきたのコンクールの映像がネットにアップされたようだ。映像を見てみて納得、これが映像データとテクストデータの違いである。映像ページ:http://www.kk-video.co.jp/concours/2007akita-concours/senior.html 一位の海保文江はいつもはエネルギ…

井上バレエ団「くるみ割人形」

ダンスライターの間では12月というのは「くるみ割り人形」のシーズンである。バレエを大きく扱うライターたちの間では年末恒例のシーズン真っ盛りである。さすがに年末だけあり、日本全国でこの作品が上演され、関東圏でもライターたちは北海道、東北、中部…

勅使川原三郎 ミロク

新国立劇場2007/2008 シーズン ダンスプラネットNo.24 勅使川原三郎「ミロク」媒体にてレビュー(新国立劇場 小劇場)

データで読むコンクール

今年のあきた全国舞踊祭モダンダンスコンクールが終わったようだ。データを見ているのだが、シニア部の結果を解析してみよう。コンクールには採点表が解かるコンクールがある。ネットからでは採点表がないので、誰がどういう評価をしたのかということが今一…

白狐 the White Fox

今年の日本の上演芸術の中で極めて意義深い出来事を上げろといわれたら、私は坪内逍遥の「新曲『浦島』」の全幕初演(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20070913)と長年存在自体が幻とされてきた岡倉天心によるオペラ作品「白狐」(=正確にはKakuzo …

幻夜ノ恋

山田茂樹さんがスゴイ良かったです。(ネタバレしちゃうのでまだ書けません。)前田新奈さんの新展開も楽しみです。 未國「幻夜ノ恋」媒体にてレビュー(六本木オリベホール)

亀戸

千葉の亀戸といえば勅使川原三郎のイメージがあるのだが、はじめてこの街の劇場に足を運んだ。千葉も多くの舞踊家や舞踊批評家が活躍する首都圏近郊の重要なエリアである。たまたまだったのだが総武線の中では主婦が東京シティ・バレエ団の話をしていた。 並…

現代舞踊の歩き方(2) 私の取材ノートから

私のBlogでは「今月のダンサー」として連載インタビュー企画を持っているが、11月はお願いをしていた人がいたのだが、その人が連絡が取れなくなってしまったので、コンテンツを掲載する段取りにいたらなかった。無理をして「頑張りすぎない」ようにしている…

明大前、及川廣信

生まれてはじめて明大前で下車した。久々にある知人と再会を果たした。明大前の駅前の喫茶店に入り最近の国内外の舞踊界の動向について話す。明大前は若者文化が溢れているスポットだ。街行く人々に活気のある街でいろいろ面白そうだ。もし物価や地値が安か…