2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年に引き続き、今年もDigital Community部門の国際アドバイザーを勤めたアルスエレクトロニカから今年の内容に関する資料が届く。 http://www.aec.at/de/index.aspCyberarts 2006: International Compendium Prix Ars Electronica-Computer Animation / Vi…
舞踊批評家とは大変な職業だ。同業者でも体調が優れない人が少なくなかったりとそれなりに皆大変な状況である。 これが近代的な小説家だったら、それは結核などの病と共に1つのパターンといえるのだろう。意味という病 (講談社文芸文庫)作者: 柄谷行人,すが…
個人コレクター http://www.h7.dion.ne.jp/~uttan/14my.html といった言葉がちょっと前にブームだった。あるダンサーの父親も現代美術の熱心なコレクターだと伺ったことがある。 東京都現代美術館のキュレータークラスになると、一日に何十件もギャラリーを…
この間、ある友人の婚約者(ある伝統ある領域の研究者)を紹介されて、強く思ったのだが、如何にフロンティアで教育を受けたかということを感じるこの頃である。 そもそも先端領域を切り開くことが前提にあった場にいたし、何か研究をやるという事は新設領域…
U2のオフィシャルサイトはYoutubeにユーザ登録をしてPVの配信を始めているようだ。U2のライブは見たことがないがPVごしに見るステージデザインがいつも好きだ。 http://www.youtube.com/profile?user=U2official http://www.youtube.com/watch?v=h7p4BjD7wb8…
論文を提出するというのは淋しいもので、自分の分身なわけだが、今度台湾でやる論文をメールで送信する。 台湾では大学で日本のダンスに関して授業をする(Invited:招待講演)ことも決まっているので研究発表のみならず仕込みをこれからしなくてはならない…
年度末らしく、公演ラッシュ=原稿ラッシュである。学位論文モード(ないしは問題)で身動きが聞かないこの身とはいえ、ただひたすらに原稿を打ちっぱなしである。ノーマルで通常通りであれば、連日連夜になり、次第にくるみ割りの毎日になるのだ。今年も早…
そんなわけで一泊して東京に戻る。今年はヨコハマコンペティションの創作部門が見れていない。しかも例年と違って部門が変わったようである。結果が気になっている。札幌という街はグリッド状で如何にも都市計画にそって創った都市という印象がある。様々な…
初めて北海道まで行った。羽田空港まで行く途中にモノレールの外を見ていたら、なんと水陸両用のジープが海の上を走っていた!ボンドカーみたいなのりなのだがちょっとうらやましかった。久々のフライト。機内放送では小唄に少しだけはまる。そのあと、アン…
美学者でベネチア市長を勤めたマッシモ・カチャーリ(http://passing.nobody.jp/thought/cacciari.html http://amehare.lolipop.jp/blog/2005/05/post_64.html)は東京を広大なエリア(地域)と定義していたと思う。5年以上に渡った湘南での生活から一転し都…
予想外のことが起きるのが研究である。ある意味創作の現場に似ているのであるが、予想外にうまくいかなかったり、いろいろ支障が生まれても進めていくのが大切である。 そんなわけでまったく予想外だったのだが早稲田大学演劇博物館まで資料閲覧に行く。演劇…
バレエシャンブルウェスト「ブランカ」媒体にてレビュー(ゆうぽうと簡易保険ホール)*学位論文に決着をつけるために見る舞台の数が減っているわけだが、舞踏とコンテンポラリーを見れていないことに若干危機感を感じ出している。いうまでもなく、現代の環…
第39回 若松美黄・津田郁子自由ダンス公演Easy:喜劇・地獄草子(さいたま彩の国芸術劇場 大ホール)
日中は湘南。雲ひとつない青空。基本的に文明や国家がどうあろうと自然はどこまでも美しい。イタリア人ではないが、食べ物や快楽は普遍的に残る。ダンスもそんな文化の1つだ。夜は都内に移動し取材。遠目に夜景と摩天楼を望みながらヒアリング。熱心に話し…
11月6日は伊藤道郎の命日だ。東京巣鴨の染井霊園に伊藤が眠る墓があるのだが、命日に墓参をしてきた。巣鴨駅から徒歩7分ぐらいの静寂な土地に世界的に名前を成したこの踊り手は眠っていた。岡倉天心、二葉亭四迷、高村光雲らの墓などもあるかなり有名な墓地…
「生誕100年記念 日本のバレエのフロンティア・橘秋子」展 橘秋子に関する展覧会が開かれた。牧阿佐美、関口紘一の挨拶の後、橘秋子の作品「とんぼ」(昭和21年)が再演された。 背中に四枚の羽をつけトーシューズをつけたバレリーナ(伊藤友季子:http://ww…
Yoko Ishikawa Dance Recital vol.Ⅱ 「雨・WATER・namida・・・」 出演:佐藤一哉、桑島二美子、佐々木由美、桐亜果琳、横洲良平、石川陽子媒体にてレビュー(横浜 にぎわい座のげシャーレ(小ホール))
Blue Bloody Sky Naked Soul 2006媒体にてレビュー(キリスト品川協会 マチネ) 第8回月の会 テロリズムや戦争が続く世相だが、現代舞踊では人間の情念や内面を描いたような実存的な表現が多く見られる。日本舞踊でも勿論、深い慟哭や内面の葛藤を描いたよう…
さらなる層の拡大電子メディアとダンスの関係は一般ユーザーレベルでもどんどん浸透してるようである。 先月、横浜であった本番にいけなかったのだが、その内容がアップされていた。栗山基子さん(Ex. DanceVenus)のBlogからである。http://ameblo.jp/motok…
今月のダンサー:森田真希さん 舞台で踊る森田真希(以下:森田)の際立った感性と存在感に魅せられるようになったのは批評活動を行うようになってからである。コンテンポラリーで踊る森田の姿を見るたびに、より広く認知をされるべきだと強く感じた。インタ…