当たり
http://www.youtube.com/profile?user=U2official
http://www.youtube.com/watch?v=h7p4BjD7wb8
こんな感じでいろいろなダンスカンパニーの映像を見たいものだ。
- 世間は祝日だが、今年は丸の内で朝から打ち合わせである。
あるネットワーク・コミニュティに関わることになり、その
話をしていた。もう幾つものネットワークを国内外で共同管理を
したりしているのだが、またよりによってこういう仕事である。
喫茶店で仕事の話をして3時間弱、なぜかBGMで
”Can't Take My Eyes off You”http://www.youtube.com/watch?v=3k85q9L8eJI を3回ぐらい聞く。永遠のクラシックス。
ネットワーク・コミニュティ系の仕事は実質一日に2000ぐらいの
メールのトラフィックに身をさらすことになる。そんなわけで片っ端
からそのデータを処理することになるのかもしれない。ML管理プログラムのListservのエラーメッセージはきついものだ。朝、メールボックスを空けたらエラーメッセージが平気で60通ぐらいは入ってくる。さらに原稿を打って一段落したらまたエラーメールを処理するということになる。がりがりデータを打ち込んで、ずんずんデジタル・コミニュティにはいっていって、さくさくメッセージを処理していく。合間にSkypeやらMSN Messanger経由でCallが世界中から入ってくる。複数の回路でデータを飛ばしあっている状態で、端末の前で時間が過ぎていく。そうこうするうちに、NSF(Network File System)が落ちたやら、DNS(Domain Name Server)が動いていないやら、その日のデータの流れの状況にさらされていくのである。その日のデータの流れというのはあり、ある種、航海の海流に似ている部分がある。流れがすんなり早いときもあれば、そもそもシステムチェックやらヴィールスチェックでサーバが止まってにっちもさっちもいかないときがある。
一頃はNiftyserveのシスオペは月に20万弱稼いでいたと聞く。
私もネットワーク産業で仕事をしている部分もあるので
こういう世界に縁がある部分はあるかもしれない。
電子ネットワークの経済は理論より身体でつかむのが何よりである。
例えばこの本はいいインタビュー集だ。
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アルフレート・シュッツのウィーン―社会科学の自由主義的転換の構想とその時代へ
- 作者: 森元孝
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ピエール・ブルデューには「実践感覚」
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ロレンスについては映画よりはこの少女マンガが入りやすく解りやすい。古典文学に精通し、美貌で、実はゲイなのだが学者・行動家の一生を解りやすく描いている。
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- その後、ダッシュで取材。そしたらなんとホントに当たりだった!実にいいパフォーマンスだった。打ち合わせの為10分遅刻したのだが。。。
場所は大森。大森貝塚でも知られている場所だが、昭和初期に萩原朔太郎や室生犀星、宇野千代といった文豪が集まった地で社交ダンスが彼らの間で流行した土地である。駅からすぐの感じがいいスペースで公演が行われた。
〜Passage〜
Drawing 高橋政恵 & Performance 開桂子
(そんなわけで約10分ぐらい遅刻した。)着いたときには群舞が舞台いっぱいに広がっていた。会場はギャラリーであり、画家の高橋政恵の展覧会でもある。高橋の絵画はいずれもダンスを描いた作品だ。主にバレリーナの日常や舞台に出る前のソデにいるときを描いた作品が多い。布に描いた大きなインスタレーションのような作品もある。タッチが若干、松尾明美(戦後初のプリマとして「白鳥の湖」を踊る。うらわまこともパートナーで踊っている)の絵画に似ており驚かされる。バレリーナの肉体の上からさらに絵具でペイントして踊り手の肉体の独特な感覚を作り出そうとしているのだ。またレースやスパンコールなどを上からコラージュの様に貼り付けた作品が多い。技術は必要だが主題の捉え方が面白い作家である。
そんなギャラリーで若い芸術家たちが踊る。踊り手たちのムーブメントの質覚は酒井幸菜(http://aapa.jp/archives/2006/09/25_2250.html)に通じる感性を持っている。一昔前は珍しいきのこの伊藤千枝あたりがラフに大柄にまとめてしまっていた下りを、読み解く側の観客の持つ同時代性や感性に頼り切ることなく、つきはなしながらも動きの質感で見せていく。例えば初々しい肉体がシャッセをして着地をしたかと思うと、その勢いを使いながら上体をひねり回転をする。するとグランジのように荒々しい感覚が肉体から立ち上がってくる。若者が身体をしならせ身を走らせたかと思うと今度は女たちが情景いっぱいに大きく広がる。DanceVenusの踊り手たちが時折モダンダンスのクリシェに頼ったりしてしまうようなシーンでも構成から見せて行く。明るく溌剌とした動きが展開をしていく。1つ1つの踊り手たちの行為が濃密な像を結んでいくような作為があるとなおさら引き立つのだが、その荒々しさをカヴァーするのが場面を丁寧に仕上げようとする意志だろう。踊り手が電光に使うような豆電球のついた紐を携え表れると、この紐を用いて動き出し、最後には紐を身体に巻いて踊りだす。闇の中でダンサーの肉体についた電球が輝き続ける。踊り手が植物製のモビールに入ると、足元から植木鉢のような照明が差し出され、光の中で彫刻と肉体が融合をする。そんな場面の1つ1つにはアイデアが活きており、ベテラン作家が陥りがちなある程度まとめてしまえばいいやといった感覚もなく心地よく感じる。ディテールをさらに詰めていくと発想が活きてくるようにも感じた。これからが楽しみな作家の1人である。
(Studio Sozo (大森))