急な電話・・

  • 論文を提出するというのは淋しいもので、自分の分身なわけだが、今度台湾でやる論文をメールで送信する。

台湾では大学で日本のダンスに関して授業をする(Invited:招待講演)ことも決まっているので研究発表のみならず仕込みをこれからしなくてはならない。
そんなわけで午前中仕事をしていたのだが、突然、ある振付家から電話がかかってくる。
「下手にこなれたコンテンポラリーダンスの企画より勉強になる舞台があるから是非見に行って欲しい」(これは私の言ではなく、その人の言い分。コンテンポラリーダンスは面白いものは面白い。私は学位論文モードで身を削ってみれないのであるが(残念・・・プンプン)というわけで翌日急遽取材に入ることに。。。
22、23はいろいろ仕事があり、また伺うことが出来ないことも多いことから各方面に欠席と連絡をしていたのだが、ごめんなさい。

  • 昨日の話の続き:

もう随分前にHotwiredでイギリス沖の元石油採掘施設に巨大なサーバをおいてどの国にも置けないようなデータを格納できるようなデータ空間をネットにつくろうという話があったのだが、この話はどうなったのだろうか。
国家の中心と周縁のような事を考えていたこの頃なのだが、そもそもこの時代では個人が国家に意識を帰属させるというよりはネットワークごしに複数の自然・人工言語を操るようになる。ダンスに関するコンテンツも国境を越えて出版メディアや放送メディアの流通・経済体系を超えてインタラクティブなネットワークの上で流通している。ダンスに関する様々なデータ、コンテンツはネットワークのガバナンスと市場原理に従っているわけである。

 が好きなことは前に書いたが、変わった景色が好きだ。
「奇景資料室」http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=2405330&comm_id=351934
などは見ていて心が落ち着く。
変わった風景が出てくるといえばロドニー・マシューズの世界も結構好きである。http://www.rodneymatthews.com/gallery.htm
http://www.rodneymatthews.com/posters.htm
このイラストレータはブリティッシュロックのレコードジャケットをかなり手がけた。三田村善衛「怪奇骨董音楽箱」はこの辺りの小話をロマンティックに書いている本だ。三田村さんは骨董の人でもあるときいていたのだが、最近ではロックでなくて骨董やら地域の本を書いているようである。

瀬戸絵皿の魔力―付・馬の目皿縁起 (目の眼ハンドブック)

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ちなみにこの人の父親は学者で中国学の著名人というのはちょっとしたトリビアだ。
宦官―側近政治の構造 (中公文庫BIBLIO)

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