第9回なかの国際ダンスコンペティション

 埼玉の国際コンクールが惜しまれながら終わってしまったのは記憶に新しいが、今年からなかので国際ダンスコンペティションがスタートした。新機軸も加わり盛り上がりを見せた。


第9回なかの国際ダンスコンペティション決戦

媒体にてレビュー

(なかのZEROホール大ホール)


マルセル・マルソー他界

 パントマイムのマルセル・マルソーが他界した。マルソーのマイムは私も学生時代に一度見たことがある。でもその若い頃はものすごい人気があったのでその全盛期の凄さを私の年代は知らないといえるだろう。
 戦後の現代舞踊の若手作家がパフォーマンスや行為といったキーワードと並んで、自分たちの表現を模索する1つのヒントにしたのが非言語なマイムというジャンルだった。バレエでも例えばパリにいた頃の谷桃子はマルソーをみて憧れたりしている頃があったという。20世紀の偉大な舞台人が1人1人と去っていき寂しいこの頃だ。