2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一週間ぶりの南浦和

ほぼ一週間ぶりに南浦和のさいたま市文化センター大ホールに向かう。行きがてらにあるセブンイレブンが閉店になるようでちょっとさびしい気分。 山本教子バレエスタジオ 第15回発表会 山本教子バレエスタジオの発表会が開かれた。若いバレリーナたちは日ごろ…

永田龍雄、慌しいこの頃

今日、9月29日が日本で初めて洋舞の批評のスタイルを確立した永田龍雄の命日だ。1月に出した大野一雄論で永田について触れたこともありそんなことを考えていた。 スケジュールが急遽変わることが多いこの頃だ。本当はある舞台を見に午後いくことになっていた…

舞踊華扇会(夜の部)

報知新聞主催 第55回 舞踊華扇会(夜の部)スケジュールの関係上開演に間に合わず、2曲目の花柳瀧二、花柳萠亜「筝曲 葵の上」から最後まで見た。花柳寿南海「清元 山姥」を見るのは2回目か3回目だ。寿南海の得意な演目といえる。小柄な踊り手が見事に表情を…

舞踊華扇会(昼の部)

報知新聞主催 第55回舞踊華扇会 初日の昼の部は地唄が印象的だった。吉村由華「地唄 山姥」は清元や常磐津のこの作品と比べてみると地唄らしく艶やかに感情を内に秘めたような踊りだった。地唄でこの作品を見るのは初めてなのだが、まだ若い由華がモチーフと…

ドン・キホーテ:酒井はな&森田健太郎

南浦和というと夏の暑い盛りに舞踊コンクールの予選・決戦を見に行くという印象があるのだが、今日は「ドン・キホーテ」を見に行った。 昨日のコンクールの印象が鮮烈で、若手・新鋭作家でもさっと上手にEstablishmentを得たタイプの作家より、むしろ血反吐…

第9回なかの国際ダンスコンペティション

埼玉の国際コンクールが惜しまれながら終わってしまったのは記憶に新しいが、今年からなかので国際ダンスコンペティションがスタートした。新機軸も加わり盛り上がりを見せた。 第9回なかの国際ダンスコンペティション決戦媒体にてレビュー(なかのZEROホー…

Cut In 終刊、 L’Acrobate

銀座は今日も明るい街だった。銀座で働いたことがある人間は朝の銀座は結構地味ないわゆる普通の日本の街であると知っていると思う。それが午前10時半から11時を過ぎてくると次第ににぎわうようになりいつもの銀座になる。メゾンエルメスでダンス映像の上映…

飛鳥斑鳩

東京も秋らしくなってきたかと思えば、再び残暑のように蒸し暑くなる。やはり今年は普通の天気ではない。国立劇場は文楽や日本舞踊の観客たちでにぎわっていた。今年も芸術祭のシーズンがそろそろはじまろうとしていて関係者にも活気が出てきている。 第23回…

AINU (15日) → うらん・室伏×黒田(16日)

15日 北海道から戻って以来、アイヌに関心が出ていたため、国立歴史民族博物館の映像フォーラム「AINU Past and Present」に顔を出した。 歴博映像フォーラム2 「映像をめぐる虚と実 AINU Past and Present」古代、中世、近世とアイヌの表象を絵巻物や映像…

今月のダンサー:07年9月 竹中優花さん 

竹中優花は関西を中心に活動をしているバレリーナだ。NBAコンクールではクラシック、コンテンポラリー、共に一位に入っている実力ある踊り手の1人である。 今年の埼玉全国舞踊コンクール・モダンダンス成人の部 http://www.kk-video.co.jp/concours/saitama2…

神奈川県芸術舞踊協会創立50周年

社団法人 神奈川県芸術舞踊協会 創立50周年・社団法人設立20周年 記念祝賀会 日本の舞踊家による組織では日本全国を網羅する組織としては現代舞踊協会や日本バレエ協会がある。一方、各地域ごとに舞踊家たちがモダン、バレエといったジャンルを越えて組織を…

新曲『浦島』

六本木や恵比寿でさえ、仕事上がり寸前の夕方にビジネスマンたちが平気でカフェで団欒をしていないのに、上野・浅草では何故か夕方からちょっと早めに盛り上がっている。そして何気にDEEPなカルチャースポットも多い。上野・浅草は江戸っ子ではない都民にと…

太田省吾 お別れの会

太田省吾 献花・お別れの会 演劇の太田省吾のお別れの会が開かれた。会場には代表作品の写真と共に作家の顔写真が飾られていた。同時代で見ていたり強い影響を受けたわけではないのだが、その作品から感じる鋭い才能には関心を持っていた。 仲間にかなりいい…

stage1

彩の国さいたま芸術劇場にステージワンを見に行く。この会の良いところは終演後に藤井公先生のスピリットで若手出演者全員が、見に来ていた超ベテラン作家たちや批評家にアドバイスを求められることだ。いくたびに考えさせられることがあり学ぶことがある。…

P’Lush

東京は中野坂上の宝仙寺 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E4%BB%99%E5%AF%BA 近郊で時間ができたので参拝する。前から気になっていたのだが立派な神社だ。境内には臼塚があり、使われなくなった石臼が供養されている。なんでも江戸時代はこの辺りは…

公開レッスン

新国立劇場 バレエ研修所 第4期生 公開レッスン リハーサル 新国立劇場バレエ研修所の公開レッスンはスタートしたばかりの頃に何回か見ているのだから久々だった。例年だとこの公開レッスンも発表会もシーズン的に現代舞踊の会と重なることが多い。幸いレッ…

ルチアーノ・パバロッティ

世界3大テノールのルチアーノ・パバロッティが他界した。学生時代にこの人が歌っているオペラ「ボエーム」をラジオごしに聴いていたのが懐かしい。

2007 時代を創る 現代舞踊公演

協会創立60周年(社団法人設立35周年)記念2007 時代を創る 現代舞踊公演 媒体にてレビュー (東京芸術劇場中ホール)

庭園美術館

「舞台芸術の世界」 バレエ・リュスのみならず、ディアギレフがバレエ・リュスを立ち上げる背景になった同時代のロシアの芸術家や文化潮流まで紹介した展覧会。ディアギレフと一緒に活動をしていて後にロシア構成主義へと進む作家の作品なども出ていて興味深…

約束の船

黒沢美香・木佐貫邦子 「約束の船 50年に一度のデュオダンス」 媒体にてレビュー(シアタートラム)

江戸川

早いものでもう9月だ。新小岩で降りて江戸川区総合文化センターhttp://edogawa-bunkacenter.jp/ にいく。このホールはなかなかいいホールだ。川辺にあり、水のせせらぎも楽しむ事が出来る。駅からちょっと歩くのが難点なのだが、その途中に商店街や路地裏の…