2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月の祭典 最終日

昨日、伊藤道郎の話をしていたこともあり、時折、イトウ作品の「アンダーテ・カンタービレ」のフレーズを何度も鼻歌で歌っている。昨晩、舞台でみたシーンを時折思い起こす。まだ原稿が上がっていないので評はそちらにまとめるが特に内田香の新作「skip & st…

秋葉原

舞踊批評家として活動をしていると取材でヒアリングのための録音機材をまわすことが少なくない。 先日、ヒアリング用の録音機材が故障したため、空き時間をぬうように秋葉原で買い物をする。その後、ガード下でチップやセンサーを売っている店に立ち寄ったり…

国会議事堂前で

地下鉄の駅から駅へと移動するために、国会議事堂前を通過。ちょっと行くと日比谷公会堂や日比谷公園、東京新聞本社などがあるエリアだ。マスコミ関係だとこのエリアで仕事をしたあとに銀座に流れて一杯とかいうこともあるようだ。 国会議事堂というと政治的…

シアター1010

例年、メルパルクホールで行われている催し物が北千住にあるシアター1010である為、北千住にいく。東京北部は20代後半、30代の若者、結婚したカップルが数多く住んでいるとのことだ。昔から人が住んでいる雰囲気と再開発の2つが共存している街だ。現…

京急運河大井町競馬場桟橋で

午前・午後と仕事をして、その足で浜松町に行く。いつもだとメルパルクになるところなのだが、モノレールで大井町競馬場前まで行き係留されているボートピープル・アソシエーションのボートハウス http://boatpeople.inter-c.org/ に向かう。 彼らの原点はメ…

はしか、麻布

舞踊批評家協会の会合があり、午前11時から1時まで会議をする。その後にGallery360°で今日まで開かれていた永島京子さんの展覧会に行く。 永島京子 TUNE媒体にてレビュー(Gallery 360°) 先を急いでいたので、青山・表参道のギャラリーやアートショップ…

注意!時間変更:ボートハウス

注意!週末のボートハウスでのパフォーマンスの時間が変更になりました。元記事は5月19日に掲載したものです。http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20070519エマージェンシー・パフォーマンス/デイリー・パフォーマンス Emergency Performance / Daily …

ダンスライターの組織の歩み

現代舞踊協会など実演家の組織の歴史も長いが、舞踊に関わるライターの組織の足どりも長い。戦前の1940年に舞踊ペン倶楽部という組織ができたのだが、そのころはなんと60人ぐらいメンバーがいた。冊子もあり、蘆原・光吉をはじめ江口博、近藤考太郎が…

追悼 花柳壽輔

追悼 花柳壽輔(三世)花柳壽輔(三世)が他界されました。謹んで故人の冥福をお祈り申し上げます。

懐かしの90年代

まだ10代の頃、吉祥寺に面白いスペースがあるから行こうということになり連れて行かれたのはヘーゼルナッツというスペースで、あの「だめ連」の前身にあたるグループだった。日本のアウトノミア運動と彼らはいわれることになる。オールナイトで話をして、…

コンテンツとしてのダンス

「コンテンツとしてのダンス」と書くとどこか味気ない。私は批評活動に徹してプロデュースはしないことにしているのだが、時折、『先端的ダンス・パフォーマンス・コンテンツ創出』としてコーディネートをすることがある。 最初に仕事をさせていただいたのは…

ボートハウスでパフォーマンスを!

私はボートハウスのファンだという事は皆さんご存知かと思うのですが、 下のような企画に関わることになりました。是非遊びにいらしてください。 * * * * * *5月末の係留期限の迫ったLOB-FEPですが、最後に小さなパフォー マンスを開催することにしま…

ダンス創世記

ダンス創世記 媒体にてレビュー (北沢タウンホール ソワレ)

追悼 三輝容子

三輝容子先生が他界をされたようです。ここにつつしんで故人の冥福をお祈り申し上げます。http://www.asahi.com/obituaries/update/0515/TKY200705150433.html 三輝先生は戦後の現代舞踊の第一世代の踊り手の1人で、選抜新人公演に出たグループと異なり、独…

DanceArt

DanceArt次号に2本原稿を書いています。ダンスにおける台湾と植民地時代、ダンスアーカイヴについて書いています。どうか宜しくお願いします。 下は編集から送られてきたコンテンツのリストです。劇場、書店などで是非! ●DanceArt 27号/コンテンツ5/20日…

コッペリア

東京シティバレエ団「コッペリア」媒体にてレビュー(ティアラ江東 大ホール)

野和田さん

ラ ダンス コントラステ 第11回アトリエ公演 「エスニック」掲載済み:オンライン・プロフィール参照(草月ホール)追悼 野和田恵里花コンテンポラリーダンスの野和田恵里花さんが他界されたようです。 3月に横浜SoloXDuoコンペティションで来日した外国人作家…

今月のダンサー:07年5月  菊地尚子さん

昨年秋に菊地尚子さんの主催する705 Moving Co.の公演を見ることが出来た。 http://www.nanamarugo.net/ (掲載記事:CORPUS Vol.2「コンテンポラリーダンス再考」収録『705』)「自分マニア―ポエティックな箱庭」(写真)と題された作品では、作家が大中劇場…

同時代の踊り手パート2

同時代の踊り手として現代舞踊、バレエの踊り手を論じたわけだが、コンテンポラリー・ダンスは世代が近いだけより精緻に書いた良いだろうということでパート3にまわしてフラメンコと邦舞についてごく簡単にまとめておこう。 フラメンコではこの間の定期公演…

「コンテンポラリーダンス再考」

■…………………………………………………………………………■ ★「Corpus(コルプス)身体表現批評」誌 第2号★ ■…………………………………………………………………………■ ★ようやく第2号が出ます。伊藤キム、黒沢美香インタビューは 読み応え十分です。二人の「秘密」に迫ります A5判92頁、定価500円+税 ★特集 N…

難しい時期

時期的に微妙なのがいわゆるポストモダン世代がそろそろ50代や60代になってきているということだ。書店の訳書の棚を見れば解るのだが、デリダやフーコー、リオタール、なんでもいいが、どんどん細かく精緻に翻訳紹介されるのだが、新しい展開がそれほど強く…

フラメンコ協会

フラメンコ協会 ANIFERIA 2007媒体にてレビュー(中野ゼロホール 大ホール)実際に見たのは5月5日だが、TOKYOZA Dance Depertment 30th Trial Performance 媒体にてレビュー(練馬文化センター小ホール)

同時代のダンサー

同時代のダンサーについて考えるこの頃だ。例えば山野博大先生は現代舞踊の芙二三枝子を東京新聞のコンクールに出てきた頃から見ていると語るし、50年代、60年代の舞台の中でソニア・アロワ ( http://www.kk-video.co.jp/comments/toki/saiga/saiga_toki02.h…

クラシック音楽と・・

ネットで調べものをしているといろいろ新しいHPが出てきている。年間を通じて生演奏を耳にすることがあるのが太田惠資さんだ。喫茶店とかでも聴けばすぐにそれとわかるアクセントが強い音だ。ダンスと関係があるこんなインタビュー記事をHPにアップされてい…

ロミオとジュリエット

松山バレエ団 「ロミオとジュリエット」 悲しみ、深く慟哭し、床に崩れ落ちる男。薬を飲んで別途の上で眠り続けるジュリエットを見て、死んだと誤解することで自殺をしようとするこの清水哲太郎の演技力もさることながら、男の死後に森下洋子が乙女の悲しい…

子どもとダンス

月末からかけて子どもとダンスに関する短い原稿をまとめていた。そんなこともあり童心について考えるこの頃である。The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch and the Wardrobeアーティスト: Alanis Morissette,Alanis Morissette,Imogen Heap,Lisbeth…