国会議事堂前で

 地下鉄の駅から駅へと移動するために、国会議事堂前を通過。ちょっと行くと日比谷公会堂日比谷公園東京新聞本社などがあるエリアだ。マスコミ関係だとこのエリアで仕事をしたあとに銀座に流れて一杯とかいうこともあるようだ。

 国会議事堂というと政治的パフォーマンスとしてデモとかあるイメージもあるのだが、今日は世相の混乱を示すようにプレス関係者が入場ゲートなどで張り付いていた。私もちょっと離れた知人に新聞社の政治部に行った人間や代議士になり永田町の住民になった人がいるにはいる。政治部の記者らしい人物の緊迫感は世間的に同じメディア関係者ということになる舞踊批評家からするとちょっと違和感がある。私も国会の会期中に議事を聴きに行ったことがあるにはあるが実際に実務で張り付いている彼らの緊迫感を強く感じる。
 60年代と違うのは昔だったらデモとかが起きている事態に何も起きないということだ。ある名のある経済学者は学生に「トラックを出せ」といったというが、そんなアジテーションも時代が違ってきているのかもしれない。



現代舞踊協会 5月の祭典

媒体にてレビュー

(シアター1010)