2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

データで見るコンクール3 

例年より日取りが早かったのか、こうべ全国洋舞コンクールのシニア・創作決戦が終わったようだ。 http://www.kabocha.to/~mYna/dance20/20070422.html今年のこうべは所夏海の「Black Dahlia」が一位に入った。この作品は東京新聞のときも関係者の評判がとて…

ex pop!

ex pop!知人から連絡をいただいたので伺ってみたら、別の文脈で知っていた知人とばったり。驚きでした。(Shibuya O-nest)

神田古民家パフォーマンス

神田の駅からすぐのところに楽道庵というスペースhttp://www2.plala.or.jp/rakudoan/ がある。本来は邦楽のために作られた空間なのだが舞踏の人が最近踊っているらしい。開演時間よりかなり前に近郊に着いたため喫茶店で仕事をしていたところ、このBlogにも…

ロシア&ボリショイ バレエ・コンサート (19日観劇)

東京は町田の劇場まで行った。町田は日本で最大規模の古本屋、高原書店、がある街としても知られている。(もっともライター向けのツボかもしれないが。)駅から少し歩いたところに劇場がある。町田や新百合ヶ丘、多摩ニュータウンといった多摩地区の街には…

今月のダンサー:07年4月  川口ゆいさん

ベルリンは政治経済で大きな役割を果たしているが、アートでも有名な街だ。ダンスとの関連となると古くはドイツの表現舞踊ということになるのだが、現代アートの一大スポットとして様々な作家を輩出してきている。東西冷戦時代は街は二つに分断され、様々な…

データで見るコンクール2

東京新聞のコンクールの結果をネットで見ている。 予選しかみなかった部門も多いのだが、結果を見ていても勉強になる。創作舞踊部は若野信子の「夏秋草図」の一位はhttp://www.kk-video.co.jp/concours/tokyo2007_kessen/sousaku.htmlだ。映像を見れば解るよ…

第64回全国舞踊コンクール 児童舞踊部

第64回全国舞踊コンクール 児童舞踊部 決戦 戦場で戦う少年兵士の悲惨さを描いた「MAMA, 僕は負けない 〜戦場で見た母の夢〜」 (かやの木芸術舞踊学園)と、明るく、ごくシンプルな「さあ歌おう! ひとつになって高らかに!!」(前多敬子 田中勉バレエ教室)…

第38回(2006年度)舞踊批評家協会 授賞式 他

第38回(2006年度)舞踊批評家協会 授賞式いらしていただいた皆様、ありがとうございました。 当日の会場の様子はこんな感じでした。 新人賞の志賀育恵さん http://www.ikue-garden.net/ のHPより http://www.ikue-garden.net/blog/2007/04/post_285.h…

第64回全国舞踊コンクール 現代舞踊1部 決戦、谷桃子

今年も現1が終わった。熾烈なドラマが繰り広げられたホールのロビーから窓越しに外を見ると噴水の水が横一列に並び春風と共にそよいでいる。日差しも気温も暖かい春の午後。ロビーは出演者、振付家、衣裳さんなど関係者があふれていて<現場>といえるよう…

Homeless Dance Companyツアー・スタート

池田素子さんが参加をしているHomeless Dance Company のツアーが始まるようです。関連記事・インタビュー:http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20061220カンパニーHP(詳細が出ています。) http://www.homelessdance.com/ まずMelbourneにて2週間創作…

第38回(2006年度)舞踊批評家協会賞

第38回(2006年度)舞踊批評家協会賞舞踊批評家協会賞大野慶人:大野一雄百歳記念「大野一雄フェスティバル 2006」において、出演・演出・総合監修を行った功績に対して。 佐多達枝:『庭園』において生命の営みと時の流れを描き、ベテラン作家な…

小樽

朝早く起き、地料理で朝食を取り、札幌駅に向かう。初めてこの札幌駅に降り立ったときはある舞踊批評家の大先輩と一緒だった。彼との思い出が頭をめぐる。銀河の星の美しさをデザインした札幌駅の時計、星の大時計(デザイン:五十嵐威暢 http://www.igarash…

札幌

再び北海道に行くことになった。新千歳空港に降り立つと気温は8℃。北海道では5月に春になるそうだ。札幌の琴似という場所にある劇場、コンカリーニョ・シアター http://www.concarino.or.jp/ に取材に行くためだ。劇場に着くなり驚くニュースが入ってくる…

第64回全国舞踊コンクール 現代舞踊1部 予選 2日目

第64回全国舞踊コンクール 現代舞踊1部 予選 2日目媒体にてレビュー(目黒パーシモンホール 大ホール)

第64回全国舞踊コンクール 現代舞踊1部 予選

今年もついに現代舞踊1部、通称、現1が始まった。モダン=コンテンポラリーの若手の中で特に重要だとされるのが日本で最も伝統があるこのコンクールの結果だ。1位入賞者は昔から名だたる踊り手が並んでいるのだが、コンテンポラリー・ダンス第一世代の黒沢…

これは恋ではない

エイプリルフールの4月1日から愛想もなしでひたすら舞踊評を書いていたので ここらでちょっとブレイク。キクチキミエさんの絵を見ていると気分が休まります。 http://www.kaerucafe.com/ka2ki/kweb/work/2000/bajir.htmlこの間なんでか知らないのですがこん…

アーツ・アンド・アドミニストレーション

植木浩さんというと私にとっては現代舞踊協会の会長になる以前からそもそも文化経済の人ということで知っていた。資生堂の福原義春さんや文化経済学の池上恂さんたちと一緒に活動をしている研究者で、蘆原英了と同様にシャンソンをこよなく愛し、シャンソン…

雑賀淑子・石井清子、そして江口

2006年度は伊藤道郎の再演で終わったと思いきや、2007年度は石井清子の70歳の誕生日、そして彭城秀子の再演で始まった。舞踊作家協会 雑賀淑子・石井清子 ダンス!!ふりかえって70年 石井清子は70歳を迎えた。石井は5歳の時にビクターレコード専属の島田豊…