小松原庸子スペイン舞踊団40周年記念公演

 小松原庸子は今日のフラメンコの最高峰の一つである。小松原は若い頃から踊りを学んでいたが、1959年に行われた本格的な外来のフラメンコ公演としては戦後初にあたるピラール・ロペスの来日公演を見てフラメンコを志した。小松原や小島章司の年代の踊り方と現代の若手作家の踊り方は変わってきているがその風格のある踊り方はいつみても見事である。

小松原庸子スペイン舞踊団40周年記念公演
『「カルメン」「ドゥエンデ・デル・フラメンコ」』
小松原庸子スペイン舞踊団

東京芸術劇場 中ホール)