本間祥公
立ち位置的にはモダン&バレエの私だが、しばらくバレエを見る日々が続いてきた。今日はモダン・コンテンポラリーである。台湾の国立劇場でLin Hwai-min*1のクラウドゲートを見て以来*2、戦後の大家に続く形で日本からこれぐらいのスケールのグループが出て欲しいと思っている。同じようなことを若松美黄も書いていたと記憶するが同感である。
今日は女性ソリストとしては本邦トップクラスの本間祥公の公演だった。男性は柳下規夫、女性は本間といずれも藤井門下が送りだした英才である。
本間祥公舞踊生活45周年公演
(芝・メルパルクホール)
プログラム : 『ヒマラヤの狐』(藤井公・利子作品)
文化庁芸術選奨文部大臣新人賞
構成・振付 藤井公・利子
出 演 本間祥公
音 楽 山本直
衣 装 鳥海恒子『クララと花園』
監 修 うらわまこと
音 楽 神前昭彦
衣 装 並河万里子
美 術 菅野卓志『Light』
構成・振付 本間祥公
音 楽 神前昭彦
美 術 光尾秀『To each,his own』
−がま合戦それは花の位置をつかんではなさない−
2008年度 東京新聞主催全国舞踊コンクール
創作部門 第二位構成・振付 山口華子
美 術 森荘太