2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

女流名家舞踊大会(2)

普段、現代舞踊を見ている私からすると日本舞踊版・現代舞踊展みたいな印象でなかなか楽しめる内容だった。東京新聞主催 第82回 女流名家舞踊大会(二日目)2日目は若手の健闘が目立った日だった。清元「文売り」では初々しい花柳秀衛が優れた演技を見せた。…

女流名家舞踊大会(1)・バレエ リュスの夕べ

東京新聞主催 第82回 女流名家舞踊大会(初日) (スケジュールから夜の部の若柳東園、長唄「助六」まで) 初日は様々な作品が上演されたが、特に地唄舞の作品が印象的だった。神崎美峰「茶音頭」は茶にまつわる話と京の遊郭の日々を重ねて描く作品だ。当時…

第2回ビデオ上映とお話

「日本現代舞踊の流れ」全6巻 完成記念イベント 第2回ビデオ上映とお話・ディスカッション内 容 ●映像 第一巻「開拓期の人びと」 ●お話 日下四郎(舞踊評論家)帝国劇場の意味するもの ●映像 第三巻「新しい潮流(上)」 ●ディスカッション 戦後第一期に見る…

河野潤ダンストゥループ

河野潤ダンストゥループ 『ゼロ・ポイントⅡ 無明長夜の果てに』媒体にてレビュー(吉祥寺シアター ソワレ)

江原朋子、カレイドスコープ

江原朋子ダンス公演2007 [夢の中の廃墟ツアー]Blogにてレビュー( シアターχ ) ダンスカンパニーカレイドスコープ公演 La Danse Compagnie Kaleidoscope PROJECT KALEIDO Project 07'New Creation 「Lambent」 出演 田保知里 加賀谷香 松田辰彦 「A lively …

ダンスと政策科学、アーカイヴ系論文

吉田悠樹彦,「戦前の日本のパフォーミングアーツ(ダンス)に関する文化政策と文化統制」,政策空間,2007年2月 という形で原稿を書きました。 http://www.policyspace.com/archives/200702/post_614.phpまた YOSHIDA,Yukihiko,"Dance Database on German Expr…

上村なおか、Dance Roundtable

上村なおかソロダンス2007「ニューホライズン」 媒体にてレビュー(ベニサンピット)「DANCE ROUND TABLE」 OWWC 2月11日〜15日 OWWC(Original Works of World Choreographers)Project Members石井かほる(日本)/沈 培芸、顔 安(中国)/南 貞鎬(韓国…

如風

2006/2007シーズン コンテンポラリーダンス ダンステアトロンNo.15 「如風〜inside of wind〜」媒体にてレビュー(新国立劇場 中劇場)

OM2

ハイナー・ミュラー/リンク参加 OM−2 /黄色舞伎團 「ハムレットマシーン」Hamletmachineテキスト:ハイナー・ミュラー 構成・演出:真壁茂夫 Composition & Direction : SHIGEO MAKABE媒体にてレビュー(SUNNY HALL)猪俣さんのインタビューと重な…

今月のダンサー:07年2月 猪俣陽子さん

今月の2月24.25日にNBAバレエ団( http://www.nbaballet.org/ )は「バレエ リュスの夕べ」としてバレエ・リュスにまつわる様々な作品を上演する。「バラの精」でラスタ・トーマスと共演することになっているのは猪俣陽子さんだ。猪俣さんはスターダンサーズ…

2006年 11月12月のバレエから

今年の秋冬も日本人の振付家による創作バレエは盛り上がりを見せた。共に創作で古典と現代という2つのベクトルを持つ作品たちだが、日本人にとってバレエの持つ表現やその深みとは何かという問いかけが必要であるように思えた。 バレエ・シャンブルウェスト…

2006年 11月12月の現代舞踊から 

現代舞踊の踊り手の中には興味深い若手や中堅作家も多い。コンテンポラリー・ダンスに何かと視野が行きがちかもしれないが彼らの舞台を見ることも現代のシーンを捉える上で重要だ。様々な優れた実演家たちがそこにいるからである。 11月には石川陽子によるYo…

清水邦夫、Ort−d.d

清水邦夫と木冬社−劇作家と演劇企画の30年−閉館間際に通過したのみ。展示されていたポスターのみ閲覧。(早稲田大学 坪内逍遥記念演劇博物館)東京国際芸術祭2007オープニング作品 Ort-d.d 公演「肖像 オフェーリア」 シェイクスピアの「ハムレット」に登場…

★「Corpus(コルプス)身体表現批評」誌遂に創刊★

■…………………………………………………………………………■ ★「Corpus(コルプス)身体表現批評」誌遂に創刊★ ■…………………………………………………………………………■ ★大野一雄『百花繚乱』1月27、28日になんとか間に合いました 会場でも超好評で、早や在庫が少なくなっています。ヤバイ 大手書店には入って…

新「白鳥の湖」(全幕) 松山バレエ団媒体にてレビュー(NHKホール 渋谷)