第54回児童舞踊公演 ドリームステップ

第54回児童舞踊公演 ドリームステップ
 児童舞踊は唱歌遊戯から童謡運動、戦後の発達まで長い歴史を持っている。またモダンダンスのテクニックを重視したものからバレエに基づくものまで幅の広い歴史がある。古典から現代まで幅の広い作品が上演された。
 取り立てて1つ1つの作品を論じないが全日本児童舞踊協会の公演と接しているとコンクールにないのびのびとしたよさを感じる。批評家はその幅の広さを学ばなくてはならないし、メディアや教育関係者もその歴史を知るべきである。かつては児童舞踊家の芸術公演もメディアをにぎあわせてきた。近年は少子化の時代だがこういった場を育んでいくことが重要である。
(8月19日なかのZERO大ホール)