ダンス写真展、ダンスとエコロジー

久々に新横浜で下車する。いつも新幹線に乗る場所の1つだけあり旅の思い出が強い街だ。
空港と一緒で人々が移動をし続ける場所の感覚が強い。少し胸が高まる。
今日はダンス写真展を見に来た。

アーノルド・グロッシェル ダンス写真展「時を駆けるダンサー達」

グロッシェルはダンスマガジンなどでメジャーな在日ドイツ人写真家だ。シルヴィ・ギエムの映像やバウシュの映像は多くのダンス書籍に入っているものである。あると聞いていた玉三郎の写真はなく、その一方で舞踏や勅使川原の写真は含まれていた。
90年代以後台頭したコンテンポラリーダンスや外来をほぼなぞるような軌跡は仕事をしている媒体上しかたがないのかもしれない。対象への距離が日本人写真家にないものでその距離が気になった。キリアンやバウシュ、ローザスなどを写している彼は象徴的なシーンを切り取ってくる。一方で勅使川原など日本人作家やダンサーを写すときの彼は心象風景にちかいような印象的なシーンを切り抜いている、そんな印象があった。印画紙の焼き方も写真のフレームもスタンダードだが写真の構図は興味深いもののように感じた。


(テュフ・ラインランド・フォーラム)

文化庁芸術家在外研修(新進芸術家海外留学制度)の成果
現代舞踊公演「DANCE と ECOLOGY」

音楽舞踊新聞にてレビュー

(ランドマークホール(横浜みなとみらいランドマークプラザ5F))