Writing 環境

ある自律・分散・協調型ネットワークの研究者は、自分でMLを持っていて、そこに自分の持っているデータリソースの中で厳選をしたものを転送してくる。すると私のInboxには一日に20通は24時間彼からメールが入ってくる。メールが入ってこないときは寝ているとか、飛行機で移動中とかそんなときだけだ。
彼はユビキュタス・コンピューティングの研究者でもあるわけで、つねにデバイスからデータを飛ばしてくるのである。
もっと凄いのはダグラス・エンゲルバートで、この人は、マウスを開発した人として知られるインターフェイスの研究者なのだけども、片手で操作できるキーボードを自分で開発したんだね。それで移動中にバイクに乗りながらタッチタイピングして仕事をしているんだっていうんだね。

ブルース・スターリングとかもかつては彼が主催をしていたリストでメルマガみたいなメールを良く送ってきていた。

Wikiとか出てきているこのご時勢では、皆がデータを飛ばして、お互いにテクストを引用しあっている時代なわけで、そんな電子メディアのヒーロー的な存在である彼らも過去の伝説みたいに見えてきたこの頃である。