「Summer Mixed Program」

スターダンサーズ・バレエ団「Summer Mixed Program」
バランスのとれたプログラムによる優れたバレエ公演が行われた。ビントレーの「Flowers of Forest」ではスコットランドの歴史や自然が描かれた名作の日本初演吉田都とフェデリコ・ボネッリも出演した。バランシンの「ワルプルギスの夜」では渡辺恭子らが盛り上げた。「眠れる森の美女」よりグラン・パ・ド・デゥはオニール八菜(2016年:ブノア賞)と日本でエトワール昇格をしたユーゴ・マルシャンを起用し話題性を強めている。男性ダンサーたちとはフォーサイスの人気の演目「N.N.N.N.」も上演した。ダンスの面白さ、ムーヴメントの魅力を通じて幅広い内容を楽しめる企画だ。
(8月5日、新国立劇場オペラパレス)