3Dネットワークとダンス・コンテンツ

 もう2年前になるのだが、下の書籍に収録されている論考で、3次元ネットワークを使ったダンス・コンテンツについて論じている。
Yoshida, Yukihiko,Johannes Birringer/Klaus Nicolai/Thomas Dumke (eds),"Telematic Performance in Virtual Interactive Environments","TELE - PLATEAU - Die Welt als Environment [The World as Environmet]", TMA Hellerau,2007 (selected)

 この時はCYNETart_07というヨーロッパのメディアアート系のフェスティバルのデモにネット越しに参加をして研究発表を行った。私はメディアアートのフェスティバルであるアルス・エレクトロニカの国際アドバイザーとして仕事をしてきている。このフェスティバルはTransmedialeなどと並んで重要なメディアアートのフェスティバルである。

 Yukihiko Yoshida, Net Dance Japan, "Session with Wind Dance (By Gekitora Gachet)",at "Rhysmic Spaces" in Second Life by Micheal Takeo Magruder in collaboration with King's Visualization Lab, CYNETart07 Trans-Meida-Akademie Hellerau, 17th Nov(CET): 18th Nov(JST), 2007

この3Dネットワーク内部の作品を使ったダンス作品もある。

 下は参考までに上の書籍のタイトルとなっている”TELE-PLATEU”と言葉を作品タイトルにしたパフォーマンスだ。


 ご存知のように2007年に3次元ネットワークを射程に入れた下のような企画も行っている。(http://www.dance-streaming.jp/sl.html
 この企画は日経BPによる近未来の建築に関する展示・コラボレーションプロジェクト「建築デモ」の一環で展示されていた。
動画映像:

(C) Hid Voom

Ukiyoプロジェクトでは3Dネットワークを利用したダンスコンテンツを用いたメディアパフォーマンスの作成を行うことで日英コラボレーションプロジェクトを行っている。