映像で見るコンクール

映像で見るコンクールはやはりデータになる。
秋田全国舞踊祭モダンダンスコンクールだが、
映像がアップされたようだ。
http://www.kk-video.co.jp/concours/2006akita-concours/senior.html
一位の荒木まなみの作品はこれまでにない作品だ。
2003年の入賞作品
http://www.kk-video.co.jp/concours/2003akita-concours/senior.html
にあるように、この踊り手はいわゆる<正統的な作品>を良く踊る踊り手だった。ここ数年変化が見えてきていたのだが(ex. 2005年 http://www.kk-video.co.jp/concours/2005akita-concours/senior.html )ごく短期間でここまで伸びるとは私も思っていなかった。
海保文江の作品は実演で見ていないのが残念。見ていたらとぼけた味がでていてかなり上手い作品のはずだ。映像だとこの質感と面白さが今一歩出てこない。
大竹千春はダンサーとして恵まれた条件と技術があるのでうまく才能を発揮できる場があればいいのにと思う踊り手である。この作品は師の二見一幸の振付なのだが、彼らの得意とするラインのみに終わることがないいい作品だ。