台北へ出発

12月8日から13日まで台湾に行ってきました。向こうで研究発表(refereed,invited,guest),映像紹介の司会(invited,guest),シンポジウムのパネル(invited,guest)そして台湾国立芸術大学で招待講義を2コマしてきました。そんなわけで、その準備などもあり、今年は舞踊学会にも顔を出せませんでした。自分の仕事の方がていっぱいだったので。

2年ぶりに台湾に仕事で行くことになった。早朝早く出発して午後に台北に着。むっとした南国特有の空気が身体をつつみこむ。
台湾の舞踊学会がゲストで招待してくれたため、チャーターしてくれたリムジンに乗って一路、淡水http://www.taipeinavi.com/play/play.php?id=60へ。海外の舞踊学会で発表するのはオーストラリア舞踊学会に次いで二番目だ。CORDやWDAのような大きな組織と違うよさがそれなりにある。今回は日本人の共同参加者と私の2人で参加した。

中国語の看板が並ぶ市中をすぎると車は海辺の高速道路を走っていく。午後16:00にホテルに着く。チェックインしてすぐに電話がなり、大学から手紙が着く。30分後にホテルを出発することになるらしい。今回の学会では自分の発表以外にシンポジウム(Roundtable)のパネルもセットされている。その顔合わせをかねてレセプションが学会開催の前日にあるのだ。
発表者たちと一緒にバスに乗り一路Taipei National University of Arts(TNUA)へ向かう。到着すると、ダンス学科のダンサーたち数人が出迎えてくれる。旧友と再会。数年前に大学院生だったある友人は台湾で教職についていた。研究発表などのリハーサルを一通りこなすと、車に分乗してレセプションへ。台北を流れる川沿いの道を行くと、運転をしている舞踊学者が川沿いにCloud Gate Dance Theater http://www.cloudgate.org.tw/ のLin Hwai-minの家がこの川沿いにあるんだと解説してくれる。夜の台湾のイルミネーションはなかなか気持ちいい。

レセプションの会場は台湾の先住民族の料理を食べさせてくれる店だ。古いなじみたちと卓を囲んで晩餐をする。なんと、Tシャツにジャケットですごせる。先住民族の料理を食べていると生演奏のバンドが音楽を伴奏してくれる。沖縄より暖かいのが台湾だ。客のバースデーソングも歌われ店は盛り上がっている。お互いの動向やアジアのダンス業界の流れについて情報交換をしてレセプションは終了。
食事を終えて道に出ると道のど真ん中をトラックが走っていく。近くの神社にはMonky King(孫悟空)が祭られていた。
友人がホテルまで送ってくれると、ホテルではクリスマスソングが流れていた。