東京新聞現代舞踊1部、リー・ウェン

Twitterより短評】

東京新聞現代舞踊1部。高間淳平「八日目の蝉」(1位)はシャープな動きが印象的。山之口理香子「記憶のカケラ」(2位)の心象風景の描写、杉原萌「Rubeus-赤い石-」(3位)の錬成された踊りも印象深い。大野木淳子の「果て」は変わりながらも極限を求める肉体を丁寧に描いた力作。安達雅「大波が砂を洗う」の和物の醍醐味、酒井銀丈「MINE」の振付・構成も注目。
(目黒パーシモンホール)

イエローマン」シリーズ等で伝説のパフォーマー、リー・ウェン(シンガポール)は患ってから絵を描くようになった。カンバスには青い鳥が登場するようになる。「Birds」展の作品たちはウェンの存在と現在系を考えさせるものであるが、一人のパフォーマーの創作を考える意味でも興味深い。
(3331 Arts Chiyoda 3331 Gallery)