気球ショー

 国立公文書館のサイトの中には「明治の空に気球舞う」(http://www.bunzo.jp/archives/category/029kikyu.html)というページがある。スペンサーという芸人が日本に来日をして気球ショーとして空中で芸をしたところ評判になり五代目尾上菊五郎がそれに着想を得て作品を作ったという逸話についてまとめてあるページだ。その原画を国立劇場演芸資料展「見世物を中心に」で見ることができた。その他にも江戸時代の芸の版画やその当時日本にやってきた象や駱駝の絵も見ることができた。菊五郎のエピソードではないが、今日でも実演家は良く社会を見ていると思うときがある。


夜は新人公演二日目。昨年新人賞を受賞した海保文江、山中ひさの、桑島二美子はいずれも自信をつけ作品にも風格がでてきたのが印象的だった。


現代舞踊協会主催 第29回(通算105回)選抜新人舞踊公演
日本橋劇場)