舞踊批評家協会授賞式→バレエ決戦

第39回舞踊批評家協会授賞式

今年も舞踊批評家協会の授賞式が行われた。今年は結果としてそれぞれのジャンルで実績を重ねてきたベテランたちの活動が評価されたようだ。

舞踊批評家協会賞

梅津貴昶 第12回梅津貴昶の会における『長唄舟弁慶』他の優れた振付・演技に対して
小島章司 『鳥の歌』『フェデリコ』『戦下の詩人たち』で《平和3部作》を見事に完成したフラメンコへの高い追究に対して
酒井はな 『椿姫』『ドン・キホーテ』『コンタクト』などの舞台を通じて演じた快活で意欲的な活躍に対して
勅使川原三郎 舞踊の極致を示したソロ・ダンス『ミロク』の成果に対して
麿赤兒大駱駝艦 日本人=舞踏のカラダといった狭義の舞踏観を脱落させて、新しい普遍的な地平を切り拓いた成果に対して

舞踊批評家協会新人賞

石井智子 「石井智子スペイン舞踊30周年記念公演」の優れた演技に対して
尾上紫 「第4回尾上紫リサイタル」新作『静』他の振付・表現「第30回冬夏会・道成寺昔語り」『清姫』の演技に対して
中村恩恵 Noismに振付けた『Waltz』の新しく豊かな感覚のコンテンポラリー・ダンスの成果に対して

写真は会場となったNHK青山荘でのスナップショット。わざとピンボケなのですが当日の雰囲気を感じ取っていただけると嬉しいです。

Photo:Yukihiko YOSHIDA,2008 


その後、めぐろパーシモンホールに移動。朝とは一転し夕夜は雨となった。


東京新聞主催 第65回 全国舞踊コンクール バレエ第1部 バレエ・パ・ド・デゥ部 決戦
めぐろパーシモンホール) 


 コンテンポラリーダンスではトヨタ コレオグラフィーアワード2008セカンドステージ(ファイナリスト公開選考会)が同日に行われたようで関係者の話題になっていた。