神奈川芸術舞踊協会「モダン&バレエ2015」

Twitterより短評】
神奈川芸術舞踊協会「モダン&バレエ2015」4作品とも音と身体という問題に挑んでいる。熊谷有梨「プロコフィエフピアノ協奏曲第3番」は『越後獅子』の影響も語られる名曲にシンフォニックバレエとモダンな味わいを重ねた良作だ。西田佑子・冨村京子・高比良洋らが活躍。北村真美「音楽と沈黙」の古典曲とアンサンブルの配列は効果的だ。飯塚真穂「After Effect」は帰国後の集大成といえる大群舞による動きの合唱(ラバン)を通じ生の意義を問う。渡辺麻子「Emitted Movements」は光や宇宙の意を問う一時の幻想譚だ。★
神奈川県民ホール
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