次世代メディアとスポーツ

 ダンスと直接的には関係がないですが、日本のWorld Cup 2022 Full Court 3D Visionのトレーラー映像です。3D技術は伝統芸能の能を対象とすることで実証実験が終了しているようです。

 話題になっているように、技術の実証実験は終了していて、実現の段階を探っているようです。

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http://d.hatena.ne.jp/samokada/20100524/p3
2022年Wカップ日本招致プロジェクト
http://uriba.gokorea.jp/trans_bulletin/forum_list_view.html?uid=12018&fid=12018&thread=1000000&idx=3&page=9&sort=&keyword=&tb=transEntertainment4

オンラインPDFドキュメント
http://www.dream-2022.jp/jp/our_bid/bid_book/208Smiles_SUMMARY_jp.pdf

 2022年のダンスとメディア・テクノロジーのあり方も気になります。舞踊表現が1930年代、60年代、90年代と大体30年サイクルをしている(若松美黄)としたとき、現代表現がいわゆる”コンテンポラリーダンス”という枠組みで語られるのは、大体2010年代の後半ぐらいまでといったところでしょう。仮に90年代がPhase1、2000年代がPhase2とした時に、「”コンテンポラリーダンスでいける”最後の7-8年弱」がPhase3の現代といったところです。確実に次世代が台頭し、コンテンポラリーダンスという枠組みから次世代へ脱していく、脱・コンテンポラリーダンスへ、という流れになっているということが想定できます。こういった隣接ジャンルのコンテクストを踏まえてみると興味深いです。