Akihabara

 ”万年筆で原稿を書くような舞踊批評家”というよりはメディア・アクティヴィストとかそれこそパフォーマンスとにも通じるワークスタイルになっている私ですが、仕事柄、同年代のメディアアーティスト、関係者ほどではないですが、秋葉原にいくことがあります。

 上の映像にあるような仕事をしたような経験からすれば、町中がSecond Lifeみたいな空間になっていて(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20100715)、様々なコスチュームやキャラクターなどある独特なプロデュースを感じる空間ですが、それでも東アジアで重要なサイバーノードで、ポップカルチャーとの接点はどうあれ凄いコアな電子機材とか売っているエリアなので、時には過激に感じるし、時には刺激的です。舞台演出や舞台音響を手がけながら、メディアアーティストとして活躍をしたり、エンターテイメント産業で収益を得ているような若手アーティストにとっては具体的なテクノロジーの情報が入るスポットといえるでしょう。「AKB48と宝塚」*1とかそういうこれまでの積み重ねの延長にくるようなコンテクストももちろん読み取れるのですが、それ以上にコンテンツビジネスとライブアーツの接点について考えさせられもします。