オネーギン

 いわずも知れたクランコの名作。前回の来日をみていたあるカメラマンがいうには今回の上演の水準は高いということ。
 マリシア・ハイデ版「眠れる森の美女」を1日に2回見て”1日7時間バレエを見た”と語る関係者も少なくないようだがそういわせるだけのものがあるように思う。あくまでも個人的なものだがマクミランよりクランコの方が好きだ。

シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」
(東京文化会館)
オネーギン:フィリップ・バランキエヴィッチ
タチヤーナ:マリア・アイシェヴァルト
レンスキー:アレクサンドル・ザイツェフ
オリガ:エリザベス・メイソン
指揮:ジェームス・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団