曽我部靖子

 メールでアメリカから最近のフラメンコ研究の動向がわかるニュースが入ってきたばかりなのだが(http://groups.yahoo.co.jp/group/dance-rg/message/3564)今日は日本橋までフラメンコを見に行く。
 このBlogで以前インタビューを紹介することができた鈴木舞&千琴姉妹(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20070815)が出ていて楽しみにしていたのだが、さらに今日は曽我部本人も出演していた。若い頃の曽我部と今日の鈴木舞はまるで”生き写し”のようだといわれるが若き日のポートレートをみていて同感した。この秋はフラメンコの公演が多いことは関係者の話題に上ることも多い。和物や創作を多く見ていたこの頃だが、久々に純粋なフラメンコの舞台をみることができた。バイオリンの平松加奈はライブハウスでも演奏をしているようだが健闘していた。


 この舞踊団の鈴木姉妹のみならず、優れた新人ダンサーは多い。夏に鍵田・佐藤の公演で見た東陽子や工藤朋子、末木三四郎は昔からのファンであり、これからが楽しみな才能たちである。コンテンポラリーダンスのオーディエンスも少しづつチェックしてみると若きアーティストに出会えるかもしれない。


曽我辺靖子フラメンコ舞踊団公演
「Al compas de la luna」

(日本橋劇場)
出演 B:曽我辺靖子 鈴木舞 鈴木千琴 曽我辺靖子フラメンコ舞踊団
   G:山粼まさし 今田央
   C:大渕博光 永潟三貴生
   P:すがえつのり
   V:平松加奈