全国合同バレエの夕べ

 今日は上野で日本バレエ協会の50周年を記念して例年より作品数が多い「全国合同バレエの夕べ」が開催された。上野に行くこともあって、「対決―巨匠たちの日本美術」展( http://www.diam.co.jp/special/kokka/)に1時間ほど立ち寄ることができた。この展覧会は美術専門誌としては世界最長寿の岡倉天心らが創刊した「國華」(1889年創刊)の120周年も兼ねている。会場の東京国立博物館というのは、普段人がはいっていない時は一人っきりで静かに日本美術の名品たちと向かいあえる、という私にとっては散歩を兼ねたちょっとした秘密のスポットである。平日の昼間だしということでいつものようにじっくりと絵を見る予定だったのだが、それが人!人!人!状態。行列ができてしまっていた^^;;本とかにでているような日本美術の名品がいっぱい並んでいるので4時間ぐらいいてもぜんぜん見飽きないと思う。お盆明けぐらいまでなのでダンサーの方々も是非。昔、ダンスでは新国立劇場で「凡人 対 美黄」(http://www.nntt.jac.go.jp/season/s40/s40.html)という名企画があったが、こういうダンスバトル企画も面白いだろう。


 東京文化会館で行われた”合同バレエの夕べ”のほうは北海道から南は沖縄まで10本強の作品があつまった。午後1時から夕方7時すぎまでの長時間だったが日本各地のバレエ作品を楽しむことができた。今回はそれぞれの地域を代表する作家や時代を彩ってきたスターたちが数多く出演することでも注目を集めていたがその期待を裏切らない充実したないようだった。勿論、この春に主役を踊った島田衣子・西田佑子も出演し会場は盛り上がりを見せていた。


日本バレエ協会創立50周年記念事業
「全国合同バレエの夕べ」

東京文化会館大ホール)