想う事多し

 現代舞踊展二日目。気になるダンサーたちから若干のブランクがありながらまた舞台に帰ってきてくれた名ダンサーまで想う事多しの一晩でした。私が批評活動を開始した時代に出会った同年代のダンサーたちもそろそろ新鋭作家に・・なんせ私より若い舞踊家たちが新鋭・中堅に作家として出だしているわけですから客席にいながらちょっとだけ齢を重ねた気分です。
 同年代でも一時的に東京を離れてしまったり、個人的な事情などでそれぞれブランクがあっても戻ってきてくれるととても嬉しいです。

 現代舞踊展がはじまったのは戦後のことですが、東京新聞の舞踊コンクールが始まったのはナチス・ドイツポーランド侵攻をすることで第二次世界大戦が勃発した昭和14年です。東京新聞の舞踊コンクールがはじまる遥か前からダンサーとして活動をしてきたみどり先生のことも客席から考えた夜でした。
(以上珍しくですます調で:特に統一はしていない^^;;)


東京新聞主催 第35回現代舞踊展
メルパルクホールTOKYO)