青森
朝早く東京を出発し、青森へ向かう。江口隆哉に関する展覧会をみるためだ。宮操子が生まれた盛岡市よりさらに北の青森まで向かう。昨年の冬は石井漠の生地をいくことができたこともあり楽しみだった。(http://d.hatena.ne.jp/yukihikoyoshida/20071223)
昼過ぎに青森駅に到着。東京はそろそろ梅雨入りの季節なのに青森は東京の4月頭か3月終わりぐらいの寒さだ。
(C)Yukihiko YOSHIDA
青森駅というのはまじかに港があり海と港まですぐである。北海道からトンネルを抜けて本州に入ってくる列車もプラットホームに入ってくる。
(C)Yukihiko YOSHIDA
上の写真で遠くにみえるのが海である。
青森の家には雨戸がないことが多い。ドアも二重になっている。積雪が1mを越える為なのだろう。駅前のアーケードもこんな感じでとても高い。
(C)Yukihiko YOSHIDA
そんなこんなで青森県立美術館までバスで到着。
春のコレクション展
特集:斎藤義重、工藤哲巳、江口隆哉・・・、「時代」を作った芸術家たち
(青森県立美術館)
この展覧会では江口をはじめ青森出身の芸術家たちの絵画や彫刻などが数多く展示されていた。またシャガールによるバレエ「アレコ」の美術も過去に展覧会があった関係で一部展示されておりみることができた。(http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/1/)
上のWebpageにあるように地下を掘りぬいているため広い空間があり多様性がある建築だ。おそらく冬場の積雪や寒さの為に地下に空間をつくっているのだろう。
江口隆哉が生まれ若き日を過ごした野辺地にも立ち寄ることができた。残念ながら雨だった。
(C)Yukihiko YOSHIDA
日本最古の鉄道防雪林というのはこの駅の背後にある林らしい。海辺に行くと日本最古の灯台もあるようだ。東北は現代に至るまで優れた現代舞踊の作家たちを輩出している。江口先生の記念碑などもあってもいいのではないかと思ったりもした。
念願がかなってとても感慨深い夕暮れだった。