続こうべ クラシックバレエ決戦

 第21回こうべ全国洋舞コンクールのクラシックバレエの決戦の結果も出たようだ。

http://www.kabocha.to/~mYna/dance20/2008final.htm

 神戸で行われているコンクールだけあり関西地方で活躍するダンサーたちが入賞している。九州地方、東北地方でもコンクールが行われるが、入賞者の結果をみているとそのそれぞれの特色が出てくる。
 その一方で、先日の東京新聞主催全国舞踊コンクールのバレエ・パ・ド・デゥ部門のように関西出身のダンサーたちが決戦に数多く残ったような現象も起きてきている。男性ダンサーは関西で活動する優れた才能が多いことを指摘する関係者は少なくないがそんな流れもその背景にある。
 東日本、首都圏のコンクールで見たことがあるダンサーを中心に書いてみよう。
 女性シニア部の入賞者の中では富田遥(http://www.geocities.jp/info_sasaki_ballet/lecturer/you.htm)、佐々部佳代(http://www.rm-ballet.com/)が上記の全国舞踊コンクールでも活躍をみせていた。男性シニア部の方では関西の上田尚弘(http://www.k-ballet-studio.com/)が1位に入ったようだ。優れた才能も多く入賞・入選したようだ。入賞者には関西・四国地方のダンサーが多く、東京にいるとあまり接することが出来ないのだが機会があれば映像などでもみてみたく思う。
 彼らが2010年代以後の日本のバレエ界の大きな担い手になってくる。きっと新たなスターたちも出てくるだろう。次世代のバレエが楽しみだ。
 流石に電子メディアが社会に浸透した現代ならではで、こういったコンクールの結果がすぐにアップされるし、サイトによっては抜粋された動画像もありすぐにチェックできる。テクストデータだけでも見ていて興味がつきないものだ。